フリーランスイベントに参加した話

6/16に【未経験者対象】Freelance Engineer Conference in Osakaに参加しまいした。

TechExpert主催でゲストにはフリーランスエンジニア中尾信也氏と株式会社WAKUWAKU 代表取締役一宮孝氏を招きパネルディスカッションや質疑応答で進められた。

 

・今回の内容

内容としてはプログラマー未経験者を対象にフリーランスになるメリットデメリット、注意点、フリーランスエンジニアへのステップなどを話された。

フリーランス案件の中でも特に多いのはPHP案件、案件単価が高いのはjavascript案件(特にVue.jsやReact.jsなど知名度はあるが実際に使える人は少ない案件がおすすめ)、時間単価が高いのはAWSなどのクラウドサービスとそれに付随するPython技術の案件。

フリーランスになるために正社員として就職するのも1つの手であり、就職するならエンジニアが少ない中小企業か独自サービスを持つベンチャーがオススメ(あのサービス作ってた人ね!と知名度による信頼感が得られる)、要はモダンでスピード感のある会社が良し。案件断れるくらい腕を磨こう!。

営業方法として「クラウドソーシング」「知り合いの紹介」「技術系カンファレンス」「エンジニア勉強会交流会」「アポ電」「自サイトからの問い合わせ」などがあるが、おすすめされたのは「知り合いからの紹介」である。理由として知り合いなのである程度の納期の融通も利き、知り合い価格で割のいい仕事をもらえるらしい。そのためにはやはり人柄、人間力(自分にはない)が必要となってくる。逆にオススメしない営業方法はクラウドソーシングらしい。理由として一昔前までは適正価格の案件が多かったが、最近は知名度が上がったからか界隈ではありえない価格、納期での案件が増えたらしい、経験のためならアリだがお金のためならダメ。フリーランスは自分一人であり引き受けられる案件には限りがある、案件を見極める力も必要になってくる。カンファレンス、勉強会系にも案外クライアントが来たりする。

フリーランスとしての独自性を高める方法として・トレンド技術を身に着ける・1つの技術を極めるという方法がある。トレンド技術を身に着けることによってまだ出来る人が少ない技術分野でのシェアを獲得することが出来る。何か1つ極めることで他人がマネできない領域まで技術を引き上げる。つまりは自分という商品をいかにして価値を引き上げるか。

お金を稼ぎたいならアプリやインフラなど幅広くやる、総合力が必要になってくる。単体ではキツいものがある。正しい情報を見極めることも重要(年商と年収の違いなど)。やはり東京の方が単価はいい。月の労働時間は人によるので自分にあったペースを。

今イベントでも印象に残っていたのは「フリーランスにとって技術が剣なら法律は盾」という言葉である。ゲストは苦労したこととして法律面のことを挙げられていた。フリーランスには下請法というものに適応され、必ずその法律を元に行動すべきだ。注意点として・契約書は必ず作る・見積もりは事前に出す・大企業の方が理不尽な案件を出しがち・フリーランス向け法律セミナーもある ということは覚えておいた方がいい。フリーランスは会社員と違い個人が法人と同じ責任を持っていることを自認すべきである。

 

・感想

個人的に営業というものを苦手としているのでいい勉強になったと思う。ゲストの中尾さんは前の会社や自分で作ったジョギング部などから案件を獲得したらしい。クライアント(ベンチャーの社長とかがいいのかな?)が参加してそうなイベントに行くのが良いかも。それならもうカンファレンスとかの方が知り合えるかも。自分の意識として法律や責任というものに関して意識が甘かった。そこを理解してないといつか痛い目に合うだろう。レコーダー撮っとくのもアリ。最近は受けた案件に対しデザイナーとプログラマーのように分担することもあるらしい。